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by mac3rd
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父親たちの星条旗

 今年、最も見たかった映画「父親たちの星条旗」を丸の内ピカデリーで鑑賞する事が出来ました。
朝一番の開幕でしたが ほぼ満席の状態で 7割がたが60以上の高齢者の方々だったようです。やはり、戦争は心のどこかに残っているのですね。

 主人公の息子(筆者)がストーリーテーラーになって実在する父の戦友のインタビューと主人公の回想による戦闘シーンで構成されたやり方は、同じスピルバーグ製作の「バンド・オブ・ブラザース」と同様の手法で戦闘シーンなどがドキュメンタリー風で良い方法だと思いました。

 イーストウッド監督がここに「戦争映画」を残したかったのではなく 大きな歴史の波の中で大儀の為に命をかけて戦う若者のありのままの姿と 大きな力(政治)の中ではほんの一齣でしかない彼らの本音とそれを今の若者たちへ理解できるように記した物語だと思います。

 冒頭の上陸作戦のシーンでは、プライベートライアン張りのドキュメントシーンと言おうか、ありのままの戦争を再現した時間を見せ付けられる。さすがスピルバーグ製作と言っておこう。
B-29不時着や日本軍のとった戦法などさすがに史実にかなり忠実であること。アメリカ本土での「英雄」たちの扱いなど 細部までセミドキュメントな中にしっかりとした「気持ち」の葛藤を見せている。

 正義も悪も無い「戦争」の現実。それは最古も昔も今も無く世界で起きている多くの「戦争」が 同じく若者を犠牲にして成り立っていることに代わりは無い。イデオロギーや経済、宗教とそのきっかけとなるところが違ってはいても どの戦争にも本当の「英雄」はいないということが解る。

 1枚の写真、戦争の中で大きな役割をになってしまう。キャパの「崩れ落ちる兵士」しかり、結局のところ その写真(情報)の持つ意味をきちんと見抜くことが出来なければ マスコミや政治の思う壺であり 本当の「今」を生きていくことは出来ないと思う。「今」に流されていることでよければ、、、、、。
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by mac3rd | 2006-10-29 16:30 | 映画